【N予備校】毎回 vagrant up するのが面倒だから自動化した。
お久しぶりです。
K介です。
最後に更新したのはちょうど1年ほど前になります。
その後、いろいろあって新卒1年目にして転職を経験するという超展開を迎えバタバタしておりました。
そんなわけでプログラミングからはしばらく離れていたんですが、転職を機に勉強を再開しました。
で、コロナの関係で無料開放されていたN予備校に出会いました。
いまは webプログラミング入門(2019年度)というコースをやってます。
これが良~~~い教材でしてね。
体系的に学べるし、実践的だし、用語や仕組みの説明がとても丁寧でわかりやすいし、一言で表せば最強です。
2020年9月時点で全編受講しようとすると月額1000円くらいですが、教材の質を考えれば安すぎるくらいだと思います。
ちなみにwebプログラミング入門は無料の体験コースで第1章を受けることができます。
初心者にとっては第1章だけでもすごく勉強になると思うので、ご興味あれば覗いてみてくださいね。
さて、今回の内容はwebプログラミング入門(2019年度)の第2章以降に関係するお話です。
時間がない人は「実践:bat ファイル作成」を見てください。
背景:vagrant up までの手順がめんどいんじゃい!
webプログラミング入門(2019年度)では、virtualbox と vagrant によってwindowsやらmacやらのPCで Linux を使っています。
ただ Linux を使うまでの手順がめんどくさいな~と感じていました。
↓ windows の場合はこんな感じです。
- powershell を管理者として起動
- vagrant のディレクトリへ移動
- vagrant up
この手順をどうにか自動でやりたいな~と思ったのがスタートです。
調査:N予備校のQ&Aをのぞいてみる
N予備校の困りごとはN予備校のQ&Aを見るのが手っ取り早いよね、ということで調べたところ、思っていることそのままの質問がありました。
Vagrantで毎度、cdで指定のディレクトリまで移動してから、vagrantupするのが大変です。
簡素にLinuxを立ち上げる方法はありますか?
これに対する回答は、batファイルを作ってそれを管理者として実行すればOKとのことでした。
powershell じゃなくても良いっぽいです。
質問自体2018年の投稿ですから、当時のコースではそもそもpowershellではなくコマンドプロンプトを使っていたのかもしれません。
bat ファイルって何さ
bat はざっくりいうとコマンドプロンプトに打ち込む処理をまとめて作ることができるファイルです。
今回のように毎回やらなきゃいけないちょっとした処理にはうってつけなわけです。
実践:bat ファイル作成
ファイル名は vagrant-up.bat にしました。
ファイルの保存場所はどこでもいいです。
私はデスクトップに vagrant-up-halt というフォルダを作成し、その中に保存しました。
ファイルの内容は以下の通りです。
cd C:\Users\ksuke\vagrant\ubuntu64_18 vagrant up pause exit
N予備校をやっている人ならおそらく使っているであろう Visual Studio Code では、以下の流れでファイルを作ります。
1行目は自分のPC上で ubuntu64_18 フォルダのある場所を指定しないとエラーになります。
N予備校での説明に素直に従っていれば、1行目の ksuke の部分をあなたのPC上のユーザー名に変更すれば大丈夫です。
2行目を "vagrant halt" にしたファイルを作れば、作業を終了する際の入力も省略できます。
3行目は vagrant up が終了した後にすぐ画面が閉じるのを防ぐ役割です。本当はなくても良いんですが、ちゃんと起動したかを確認するために一応表示を維持するようにしています。
追記
今回作成した bat ファイルは必ず「右クリック⇒管理者として実行」という手順で動かしてください。
また、作成したファイルへのショートカットをデスクトップに置いておくと楽ちんです。
(ショートカットのやり方がわからなかったら「ショートカット 作り方」で調べましょう)
以上!